2018年4月28日土曜日

Mas des Tannes 2014

生産者/Domaines Paul Mas
エリア/Languedoc-Roussillon, France
品種/Cabernet Sauvignon 55%,Grenache 35%, Mourvèdre 10%
ランク/Vin de Pays d'Oc
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,900(おまけしてくれた)


馴染みの酒屋さんのお薦め。
「濃い味なので好きだろう」とのこと。
カベルネ主体も久しぶりだし、と購入。

色、紫がかったルビー色。
グルナッシュも入っているのに、ガーネット色の気配はない。
香りは、まず樽香。
奥のほうで甘いベリー系の香り。
あと、アルコールの墨汁のような香り。
味は、まず酸味。
甘みも若干あるけど、酸味に押され気味。
タンニンは余韻にしっかり残るが、強い印象はない。
まだ要素がバラバラな感じ。
変化を追う。

30分後。
スミレのようなフローラル系の香りの中に、若干コーヒー豆の香り。
そして、そこを割って、おしろいの香りも。
ステキ!
味は、酸味が落ち着きつつあるところ。
この酸味はグルナッシュかな?
とんがった角が取れてきて、丸っこくトロンとしてきた。
穏やかだが、タンニンは強い。
これは、カベルネの要素か?
余韻はタンニン一辺倒だ。

1時間後。
香りのスパイス感が全開の感じ。
先ほどのおしろいや花のおとなしめの香りはなくなった。
テイストは、フレッシュな果実味。
忘れちゃ困ると、急激に甘みが顔を出してきた(笑)
甘みもあるのだが、酸味がいい感じにべたつかせず、サラリとしている。
とてもシルキーなテクスチャーだ。
ふわっとビターチョコのニュアンスを残しながら、長い余韻にタンニン。
微妙に香水の香りを残る気がする。
よいです。


総じて・・・・・・
見返り美人のようなワイン(笑)
ぼんやりすれ違ってから、あ、あ、あ、待てよ!
と、振り返ったら、相手も振り返ってスマイルしてるみたいな感じのワイン(笑)
複雑みを見せながら、非常にバランスよくまとまっている。
だけど、ジューシーな雰囲気なので、するっといってしまうのだ。
でも、時間を追って変化するので、アレ? こんなだっけ? と二度見してしまう。
確かに内容は濃いが、酸味が軽やかなのでサラリと飲めるタイプ。
このサラリ感があるので、料理は敵なしだろう。
重いものから軽いものまでものまで、何にでも合わせられるかと思う。
ゆっくりと花開くワイン。
抜染後しばらく置いて、さらにチビチビやって、1時間後を楽しむとよいかも。

【追記】
2時間後。
変化止まった模様。
長持ちはしないみたい。
短命のようです。

2018年4月9日月曜日

Alpaca PREMIUM Cabernet Sauvignon 2017

生産者/Santa Helena
エリア/Colchagua Valley, Chile
品種/Cabernet Sauvignon
ランク/―
輸入元/アサヒビール(株)
購入元/アピタ
価格/¥898
 
スーパーに行ったら、アルパカワインのプレミアム紹介コーナーがあった。
言わずと知れた、安うまワインで有名なアルパカ。
時々、カルメネールは買っていて、¥500台にしては上出来な味と思っていた。
ボトルの裏をみると「フルボディ」の文字。マジか??
あまりカベルネは好きじゃないのだが、「プレミアム」と銘打つならと購入。


常温抜栓。少し高めだったかも。
色、紫がかった濃いルビー系。
香り、確かにカベルネの野性的ニュアンスが強い。
スモーキーなタバコ臭とか、なめし皮系の香りだ。
味は、まずは酸味。
このシリーズ共通の果実味かな、甘さもある。
喉奥でタンニンを感じるが、ほぼほぼ酸味に押されている感じ。
変化するかな?

30分後。
香り、変わらず。
スモーキーさに、ちょっとだけリコリスっぽいすっとした感じがでてきた。
味、酸味が丸くなった。
フレッシュな果実味もある。
やはりタンニンは喉奥でわずかな余韻として感じられる。
が、酸味がするっと流し込んでしまう。
飲みやすくなったが、まあ、こんなもんでしょ(^^;

1時間後。
香り、変わらず。
味は、甘みが強くなってきた。
薄くジャミーな香り。
ふっとビターチョコっぽさがでてきて、余韻が長くなった。
果実味をもってきて、余韻でビターに締める感じ。


総じて・・・・・・
時間が経ってもへこたれない、安定した安うまワインでした。
だんだん果実味が広がってきます。
深みがなく単調といえばそうだけど、この安定感は買いかな。
ただ、シリーズの他の品種との差があまり見られないのが残念。
細かいことぐじゃぐじゃ言わず、ホームパーティでわいわい楽しむのに向いてるかも。
これまでの¥500のカベルネも悪くなかったけど、
安定感とフレッシュな果実味を味わうなら、あと¥300ほど載せて正解。
大変にコスパのよいワインでした。

2018年4月8日日曜日

Espino Malbec 2015

生産者/Vina William Fevre Chile
エリア/Maipo Valley、Chile
品種/Malbec 85%, Merlot 10%, Cabernet Sauvignon 5%
ランク/D.O.
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,800

馴染みの酒屋さんで新顔ワインを探したら、目の前にあったマルベック。
チリに多い、山脈柄のラベル。
マルベック好きなのよね。
で、購入。

冷蔵庫で少し冷やして、適温にて抜栓。
色、明るいルビー系。
香り、それほど立ち上がってこないが、樽香かな?
味は、まずは酸味。
甘さもあるが、まだ眠っている感じ。
舌の上でスパイス感あり。
余韻は、じりっと苦甘い感じが続く。
マルベックとしては、まだ固い味だ。

30分後。
樽香が強くなってきたが、追って花の香り。
スミレかな?
胡椒のような、カシスのような、すっとした香りも出てきた。
味は、酸味がぐいぐい活性化。
ベリー系の甘みも出るが、非常にフレッシュ。
酸味がしっかりしているので、さらりと流れていく。
後味に苦甘さとピリピリ感のある生木のニュアンスを残す。
おそらく、マルベック以外のカベルネの野性味が出す味じゃないかと。
フレッシュで、生々しい味。
でも、マルベックの凝縮した果実味はどこに?

1時間後。
香りは変わらず。
樽香よりも、フローラル系の香りに移った感じ。
味は、相変わらず酸味全開。
嫌味な酸味ではないが、期待していたマルベックの甘さが弱い。
若干、甘みも顔をだしているが、ジャミーな果実味感はない。
タンニンも余韻でそこそこ感じるが、それも酸味に消されてしまい・・・・・・


総じて・・・・・・
最初から最後まで酸味のマルベックでした。
ジューシー、フルーティ、といえば、そうでしょう。
でもマルベックのも力強い甘みをともなった果実味感は薄い。
チリのマルベックは酸味があるとはいえ、ちょっとありすぎ。
酸味好きな方には、だれないマルベックかもしれません。
おそらく、どんな料理にも合わせやすいと思う。
でも、このテクスチャーなら、テンプラニーリョやグルナッシュでもできるんじゃね?
ということで、個人的には残念なマルベックでした。

2018年4月6日金曜日

【掟破り2000円以上】CINQUANTA+1

生産者/San Marzano vini S.p.A.
エリア/Puglia, Italia
品種/Negroamaro(2013) 50%, Primitivo(2012) 50%
ランク/―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥3,000


馴染みの酒屋さんが、「好きなものを選んで」とモトックスのカタログを貸してくれた。
パラパラとめくっていたら、ずっと探していたワイン発見!
やっと会えた! 即買いです。

冷蔵庫で冷やした状態で抜栓。
色、少し紫が入った深いルビー色。
香り、立ち上がりよし。
冷えていても赤いベリー系のジャミーな香り。
バニラの香ばしさもある。
香りから続いて、そのままに甘みを感じる。
タンニンはそれほど感じないが、重たさがあるので、鳴りを潜めているのか?
酸味もあるが、非常に穏やか。
甘みをさらりと流していってくれる。
これは美味い! ・・・・・・って知ってた味だけど(笑)

30分後。
香りに、リコリスのようなすっとした感じが加わる。
味は、まるで飲むプルーン。煮詰めたプルーン。
かなり濃厚な味なのに、甘みがあって飲みやすい。
熟した果実を食べてる感じ。
余韻の最後にちょっとタンニンを感じるが、ビロードのような滑らかさ。
ストレートに果実味、果実味、果実味!
香ばしく、美味い!

1時間後。
香り、煮詰めたジャムのような甘さにリコリスのようなすっとした感じ。
口に含んでもその通りで、香ばしい甘さ全開。
余韻に煮焦がしたカラメルのような甘苦さが、長く続く。
時間を追って、濃厚さが進んでいるような気がする。
全く衰えをみせない。
酸味が活性化してきて、スルスルしちゃって大変。
軽やかさができてて、いくらでも飲めちゃう。
余韻が香ばしくって、極楽、極楽(笑)

総じて・・・・・・
ゆっくりとくゆらせて飲むワイン。
そんな気がします。
とても濃密、濃厚で、ウィスキーのように単品でゆっくり飲めるワインだった。
甘み突出ではあるが、ほろ苦いビターチョコのような余韻が長い。
あえて言うなら、甘みが突っ走るので単調で複雑みに欠けるかも。
でも、へこたれない強さがあるので、長時間、単品でもじっくり味わえるワインだった。
ワインの主張が強いので、合わせるならチーズだけでもOK。
淡泊なチーズにオリーヴオイルだけでもいいし、こってり山羊チーズでもよし。
もちろん、肉系でもいいけど、簡単なパスタでもいいかも。
だって、ワインだけでも結構いけちゃうんだもん。
独立系、個性派ワイン。
私、かなり好きです。
コスパ良いというより、価格に充実感を与えてくれるワインです。


追記。
実は、どのくらいもつだろうか?と気になり、3日後に飲んでみた。
冷蔵庫保存。
出したばかりで冷えているのに、香り、メッチャいい!
カラメルのような甘い香りがふわ~っと立ち上がってきた。
追ってベリー系を煮詰めたジャミーな香り。
味は、抜染初日よりもどっしり安定している感じ。
まだ冷えているというのに!

温度が上がると、なんだか鉛筆の芯のような香りも(笑)
(個人的に、鉛筆の芯の香りは好き)
味は、ぐんぐんジャミーな感じが広がり、かつタンニンの力強さがある。
抜栓時よりずっとよい感じ。

ものすごい力強さがあるワインです。
個人的には数日たってからのほうが味がよい。
甘系ではありますが、葡萄の力強さがよくわかります。
デン!と構えて、揺るがない強さ。
イタリアにしては、かなり骨太。
つまみなしでもイケるワインです。

2018年3月31日土曜日

Selvato Toscana Rosso

生産者/Giordano Vini
エリア/Toscana, Italia
品種/Sangiovese 60%, Cabernet Sauvignon 25%, Merlot 15%
ランク/I.G.T.
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,500(おまけしてくれた)


なじみの酒屋さんが「安いけど美味いの入った」というので購入。
ルカマローニで94点というにも惹かれた。
冷えている1本をもらった。

若干冷えめにて抜栓。
色、ダークなルビー系。
薄く若い感じの樽香。
立ち上がりは弱いものの、はっきり胡椒のピリッと感もある。
胡椒の中で、うっすらベリー系。
味は、まだタンニンがごつごつしているがスムーズ。
香りにあったべりー系の感じが、味ではもう少し強くある。
酸味も生き生きとしていて、嫌味がない。
全体のバランスが取れている。
抜栓したてて、ここの練れ感はすばらしい。
期待しつつ、時間経過を追う。

30分後。
胡椒の香りはスパイス感になり、カシスやシナモンぽさが出てきた。
ベリー系の香りも強くなってきた。
味は、スムーズ感は変わらず。
タンニンも感じるが角が取れたまろやかさ。
酸味が活性化してきたので、かえって軽やかさが全面に出ている。
甘みも感じるようになった。
酸味がぐいっと押しやってから、きれいな余韻も長い。
トスカーナと銘打つワインにしては余韻が長いほうかも。
スパイス感をともなった甘さが長く残って心地よい。

1時間後。
甘みが強く立ち上がってきた。
酸味が活性化しているので、フレッシュな果実味のイメージ。
爽やかなのにコクがある。
なんとなくバニラのような香ばしさも感じる。
味は広がるが、極めて個性的というわけでもない。
フルボディというだけに、かなりしっかりしている。
が、大変スムーズで、敵を作らずどんな料理にも合わせられると思う。
実際には飲み続けて1時間以上。
だが、味がへこたれない。
時間とともに花開いて、果実味を増してくる。
酸味が広げる長い余韻をスパイス感のあるタンニンが締めてくる。

総じて・・・・・・
フレッシュでフルーティだが、押さえがきいたワイン。
酸味が生き生きとしていてピチピチとしているが、軽やかさだけではない。
タンニンもあるし、ジャミーな甘さもある。
素晴らしいのは、抜栓時から時間を追っても味の要素のバランスが崩れないこと。
酸味から甘みへの変化は見せるが、バランスがよい。
まるでアイスダンスのペアみたい。
交互に主役が変わりながらも、付かず離れず互いを支えあっている。
最後まで寄り添いながらバランスよく踊りきるんじゃないだろうか?
そう思わせるワインでした。
料理も選ばない、懐の深さもある。
ものすごくコスパいいです。
きっとホームパーティで活躍するワインかと。

2018年3月23日金曜日

【掟破り2000円以上】RUCHE DI CASTAGNOLE MONFERRATO CLACIC 2014

生産者/Luca Ferraris
エリア/Piemonte, Italia
品種/ RUCHÈ 100%
ランク/D.O.C.G.
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥2,800(かなり、おまけしてくれた)

お世話になっている酒屋さんが、
「古いカタログだけど、好きなの選んでみて」
と、稲葉とモトックスのカタログを貸してくれた。ありがたい!
さっそく眺めながら、購買欲が掻き立てられるのを押さえ、ピンときたコメントのものを依頼。
そのうちの1本。
おそらく一度も飲んだことのない品種「ルケ」の初体験だ。


色は、ガーネット系と言っていいんだろうか?
オレンジの入った赤茶。茶に近い。
珍しい色だ。
香り、立ち上がりよくフローラル系、よくいうスミレの香りだ。
薬草のようなすっとした香りもあり個性的。好き!
味は、まだ冷えているからか、まず酸味。
追ってスパイス感のあるタンニン。
でも、するっと行ける。
ろ過してないからか、皮の渋みっぽさなどの野生的な感じもする。
口に含んでも薬草系の香りが続く。
変化を待とう。

30分後。
香りが思いっきり開いてきた。
チンザノ風の薬草の香りが穏やかになって、フローラル全開。
最初にスミレと感じたけど、なんだかバラっぽい香り。
味は、控えめながらしっかりしたタンニンを、酸味がグイッと押しやるを感じ。
余韻は薬草のような柔らかいスパイス感で長め。
最期に、ふわっとしたバラのような野性的なフローラルなニュアンスを残す。
とても印象深い。
香りが強く、なめらかでスルリ。
イタリアというより、ブルゴーニュのワインの雰囲気だ。
めちゃ濃いというわけじゃないのに、ホントに独特。個性的だ。
もう少し変化を追う。

1時間後。
香りにスパイス感が強くなってきた。
チンザノとカンパリの中間みたいな薬草系の生々しい香り。
でも、角がとれて丸くなった優しい香りだ。
味は、酸味が活性化してきて、ちょっとタンニン押され気味。
ジャミーな甘さが薄く出てきた。
ブルゴーニュ風と思ったものの、やはりイタリア。
スルスル一辺倒ではないぞという感じで、甘さとともに独特のスパイス感を後味に残す。

総じて・・・
「小股の切れ上がった女」的ないいワインです。
女性らしい華やかさを漂わせ、簡単にはへたれない。
最初は、きりりとすっきり。
だけど、1時間ほどすれば、実は中身は濃いかもよ?とチラ見せアピール。
流し目で誘う感じのセクシーなワインです。
薬草の感じに、何コレ、何コレ? と後追いしてしまいました。
クリーム煮とか、ホワイトソースとかのものに合うと思う。
肉汁とは違った濃さを合わせたいですね。
私には、スタイル抜群なツンデレ30代の女性のイメージのワインでした。
好きかも(*^^*)


追記
2日後。
少し残しておいて、日をあけて冷蔵庫保存状態から飲んでみた。
香りは劣らず。
冷えた状態で、フローラルの香りの中に、ハッカ、薬草、ミントが感じられる。
味には劣化が見られるが、冷えているから?
少し待ったら、ブルゴーニュ風の味にまとまった。
酸味は強いが、僅かな香ばしさも感じられる。
これだけ香りに強いワインは珍しい。
酸味好きにはお薦めできる変わり種。

2018年3月9日金曜日

Muse de La Faviere 2010

生産者/Mis en Bouteille au Chateau
エリア/Bordeaux, France
品種/Merlot60%, Cabernet Franc30%, Cabernet 10%
ランク/Bordeaux Superieur
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,700(おまけしてくれた)


お世話になっている酒屋さんを物色。
いつも「何か新しいのない?」で出してもらっていたが、新しくは入っていない模様。
棚を物色し、2010年で、フルボディとの評価コメントがあったことで、コレに。

常温にて抜栓。
ワインにはちょっと高めかも。
色は、赤味の強いガーネット系。
角度によっては茶色にも見える。
香りはそれほど立ち上がりなし。
グラスを回すと、ベリー系のジャムっぽさと、薄いスパイスの香り。
味は、第一に酸味。
一瞬ベリー系のジャミーな感じがあるが、タンニンと酸味に押されて消えた。
なんか、バランスがとれてない。
酸味、渋み、甘みがチグハグ。
温度がまずかったのか?
8年近く寝ていたんだから、起きるにも時間かかるだろう。
ゆっくり様子を見ることに。

30分後。
スミレの香りがゆっくりと花開いてきた感じ。
追って薄くジャミーな香りが。
味は、まだ酸味の一人勝ち。
嫌な感じではないが、他の味を押しのけて出てくるハシタナイ酸味だ。
タンニンも徐々に起き上がってきているが、まだ眠たげ。
寝ぐせ頭がツンツンしている感じでスムーズじゃない。
余韻は酸味と渋みがバラバラで心地よいとは言えない。
ボルドーのずっしり感はあるのに。
本当の姿を見せてもらうには、まだまだ時間がかかりそうだ。

1時間後。
塩気のあるブルーチーズを合わせてみる。
香りはフローラル系が強くなった。
味は相変わらず酸味が全体を覆っているが、丸くなったタンニンが出てきた。
が、やはり後味はバラバラ。
酸味の突っ走り方も、タンニンのジャリジャリ感も収まってる。
ただ、酸味が活性化するわけでもなく、渋みが香ばしくなるわけでもない。
単に歳重ねただけ??
いやいや、寝てた時間が長いんだから、あと1時間待ってみよう。
ヤレヤレ(;´Д`)

2時間後。
香り、すごく良くなってきた!
なんだよ、こんなに時間かけやがって(笑)
フローラル系の中に、スパイス感がちょっと強くなってきたかな。
でも、味は大きく変化せず。
酸味バンザイ、タンニン渋々・・・、香りだけかよ。

総じて・・・
悪くはないんだけど、変化のないワイン。
香りは良かったんだけど、長い年月で醸成されたものが花開いた感じはなかった。
でも、年齢なりの落ち方もそうない。
「フルボディ」とあっただけに、期待はずれでいまいちな感じ。
酸味好きの方には良いかもですが、個人的には、ちょっと残念。
肉汁だらだらの料理だったら、気にせず飲めたかも。
このワインだけだと、ちょっとね(^^;

2018年2月11日日曜日

Com'e VINO ROSSO 2014

生産者/Villa Annaberta
エリア/Veneto, ITALIA
品種/Corvina30%, Corvinone30%, Rondinella20%,
ランク/―
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,400
 
馴染みの酒屋さんで新しく入ったものとして紹介されたワイン。
2品種のブレンドらしいが、どちらも私にはお初のもの。
これは試さねばと購入。
 
冷蔵庫保存状態から抜染。
色は、赤味の強いガーネット系。
香り・・・?? 私の経験が浅いのと、複雑な感じで分からない!
温度が低いこともあってしっかり立ち上がってこない。
でも何かアレ?的な香りがある。
なめし皮? 出汁? そんな感じの香りが一瞬ある。
追って、チェリーのような甘みのある香りかな。
味は、まず酸味が程よい。
渋みも感じられるが、それほど強くない。
酸味を引き立てる陰役者風な感じ。
後味も、酸味。
まだ温度と時間が足りないようだ。
 
30分後。
若干だが、香りにスパイス感が出てきた。
香りは強くないが、チェリーよりもベリーの感じに。
なんだけど、どこかに重い香りがある。
何か分からないけど、なめし皮ほど強くないから、やっぱり出汁か?(笑)
テイストは相変わらず酸味が軽やか。
抜栓時より、かなり生き生きとした酸味。
甘みとまではいかないが、凝縮感のある果実風。
きゅっと引き締まった感じがあるのは、渋みが活躍しているからだろう。
酸味でスタートして、ほのかな甘みとスパイスを感じさせながら喉奥に流れていく。
今の甘みは何? スパイス感は何? と思いながらスルスルといける。
ヤバイなコレ(笑)
 
1時間後。
香りに大きな変化はなし。
スパイシーなプルーンという香りになってきた。
味にも甘みが広がってきて、生き生きした酸味と相まってジューシー&フルーティ。
果実味いっぱいだ。
舌の上にサラサラ感が残って、余韻にビターチョコのニュアンスもある。
時間とともに、どんどん開いていく感じだ。
 
総じて・・・
溌剌とした酸味で飲みやすいのに、時間とともに複雑さを見せるワイン。
だんだんビターチョコのサラサラ感を出してきたのは意外。
ミディアムボディだし、変化もゆっくりで穏やか。
だけど、この値段でこれだけ楽しめるんだから、コスパ良いかも。
 
これを飲んでいたら、子供のころ習っていたピアノ教室で聴いた曲を思い出した。
こんな感じの、軽やかだけど時間とともに表情豊かになるワインだった。
 
 
モーツァルト/アレグレットによる12の変奏曲変ロ長調,K.500

 
 
 
 
 


2018年2月10日土曜日

ROSSO TOSCANA 2016

生産者/Tenute Rossetti
エリア/Toscana, ITALIA
品種/Sangiovese90%, Merlot10%
ランク/I.G.T.
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,400(まけてくれた)

馴染みの酒屋さんが、新しく入ったと薦めてくれたワイン。
美味しかったそうだ。
「稲葉はイタリアが得意だから」というのも、安心感があって購入。

低め常温にて抜栓。
濃いルビー色。
きれいなフローラルな香りに、追ってプルーンのような甘い香りも。
香りは弱めだが、華やかさがある。
味は、まずは酸味が爽やかで、印象はジューシー。
タンニンもあるが強くない。
余韻に渋みがあるが、薬草のニュアンスだ。
思ったより酸味があるが、非常にまろやかで爽やかな印象。
フレッシュでするりと飲めるのだが、余韻が長めで楽しめる。

30分後。
ベリー系の甘さを感じる香りが強くなってきた。
といっても、それほど香りが強く立ち上がってはこない。
相変わらずフレッシュ。
若干だが、スパイス感も出てきている。
酸味がなお溌剌としてきたが、決して嫌味がない。
青い甘みが感じられる酸味で、生のイチゴのような、カシスのような感じ。

1時間後。
香りの甘さが強くなってきた。
グラスをくゆらすと、弱くトーストの香りも?
でも、味は酸味第一。
フレッシュ&ジューシー。
まったくヘタることなく、酸味が生き生きとしている。
ミネラル系のニュアンスも出てきた。
タンニンは弱く、余韻でやっと感じる程度。

総じて・・・
非常にフレッシュなワイン。
抜栓時から酸味が活性化していて、バランスも崩れず、へたることがない。
キャンティ系の、トスカーナらしいテイストです。
タンニンが弱いので、どんな料理にも合うんじゃないかな。
初夏のピクニックで、木陰にシートを広げて風にあたりながら飲みたいワイン。
そんなイメージでした。
ついでにいうと、アルコール度数12.5%と記載されてるけど、もうちょっとあると思う。
ワインの涙がすごかったから。

2018年2月3日土曜日

Syrah I.G.P. Collines Rhodaniennes 2015 (Cave de Tain)

生産者/Cave de Tain
エリア/Côtes du Rhône, France
品種/Syrah 100%
ランク/I.G.P.
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,500(まけてくれた)


馴染みの酒屋さん。
私がシラー好きと知って、新しいものを仕入れてくれた模様。
そうなったら買わないわけにはいかない。
キャップシールもエレガントだったので、即購入。

低め常温で抜栓。
色は、赤味の強い鮮やかなルビー系。
香りはそれほど立ち上がってこない。
シラーらしい胡椒の感じがまったり広がってくる感じ。
味は、タンニンはそれほど強くなく、若干、酸味が勝っている。
スパイス感もそれほど強くなく、どちらかというと酸味でスルリと入ってくる。
余韻もそう長くはない。
思ったほど重たくないので、アテはカプレーゼ。

30分後。
胡椒の香りが強くなる中、花の香りが混じる。
んー・・・やっぱりシラーのスパイス感は弱い。
シラーの散弾銃的な炸裂するスパイス感を期待していたんだけどな。
酸味が強い分、フルーティで軽やかだけど、物足りない。
常温抜栓だったので、ねぼけちゃったんだろうか?
もう少し様子を見る。

1時間後。
甘みとタンニンが顔を出してきた。
ハイハイ、タンニンに押されてスパイス感も強くなってきた。
余韻は穏やかなスパイス感。
でも、酸味だって負けてない。
シラーらしくなろうとしてるけど、ドッコイ勝負という感じ(笑)

総じて・・・
シラーと聞いて、かなり生々しいスパイス感を期待するとちょっと違う。
生き生きとしたジューシーなシラーといった感じだった。
ただ、酸味とのバランスは悪いわけではなく、料理は軽めでも重めでも合うと思う。
パーティでさくっと飲むなら、良いワインだろうと思う。
フランスらしい、エレガントにまとめたシラーだった。
イメージは、ツンデレな18歳の少女かな。