2016年12月24日土曜日

Heritage 2013

生産者/Domain Santa Duc
エリア/Côtes du Rhône, France
品種/Grenache 30%, Syrah25%, Mourvèdre20%, Melot15%, Cabernet Sauvignon10%
ランク/ ―
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,400円(税込)?(うろ覚え)


室内通常温度より少し低めで抜栓。
色、紫がかった深いルビー色。
香りは、まず最初に樽香。
甘い香りも一緒に立ち上がるが、いずれも強くはない。
口に含むと、結構タンニンが強いが、酸味がしっかりしているので嫌味がない。
まだ硬いものの、非常にバランスが良い。
ミディアムとあるが、フルを思わせるほど。
ゆっくり開かせたいので、しばし変化を追う。

30分後。
香りに大きな変化はない。
若干、煙草の香りが出てきて、くゆらせえると甘いジャム系の香りが一瞬ふわっと立つ。
口に含むと、ガルナッチャらしい酸味が活き活きとしてきた。
そこに若干の甘みとミネラル系の味が乗っている。
それが影響しているかは分からないが、香ばしい。
酸味がしっかりしているので、べたつかない香ばしさがあり美味い。
でも、ちょっと余韻が短いかなぁ・・・。

1時間後。
樽の香り全開!
かつ、グラスの上の方でジャム系の甘い香りも。
胡椒かな? スパイスの香りもある。
大きくくゆらせると甘い香りがたちあがってくる。
酸味がほどよく調教しているがタンニンが強く出てくるようになり、余韻もタンニンの印象。
バランスは悪くないが、タンニンと酸味が競うようになってしまった。
かなりワイルド系。
スパイスを利かせた肉などを合わせないと、ワインが辛い。
チーズじゃ負けちゃう。

総じて・・・
抜染してもすぐ飲めるワイン。
個人的には、甘さか、酸味か、どっちかはっきりしてくれ! と思いながら飲んだ(笑)。
ただミディアムといいつつ、アタックが強いワインなので、肉系料理と合わせて良し。
中盤は、チーズをつまみながら楽しくイケると思ったが、後半はワイン暴走。
チーズでは抑えきれないフルボディの感を見せた。
温度管理や抜栓からの時間など上手にコントロールすると楽しいワイン。
気楽に飲むにはポテンシャルが高すぎました。
それを考えると、コスパは大変に良いです。
フランスでの2013年は恵まれた天候でなかったことを考えると、お買い得ワインかも。

2016年12月17日土曜日

Cotes du Rhone Rouge Le Petit Andezon 2015

生産者/Cotes du Rhone Rouge Le Petit Andezon
エリア/Rhone, France
品種/Syrah, Grenache
ランク/Appellation
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,300円(税込)?(うろ覚え)



健康診断、終了。
さっそく酒、解禁。
近所の酒屋で、ローヌの新しいテイストだと薦められた1本。

寒冷地、冬の室温で抜栓。
部屋の隅、寒いところにあったのでほぼ15度前後かと。
色は、重たいルビー色。
ちょっと紫がかってもいる。
香り、少々なめし皮の生臭さがあり、煙草のような埃っぽさも。
うすくジャムのような重たい甘い香りも。
最初の一口はとんがった酸味とピリピリ感。
舌の上で、薬草のような感じもするが、おそらくスパイス感がまだ硬いのかと。
個人的には嫌じゃない。
変化が楽しみ。

30分後。
香り、ますます煙草となめし皮臭(笑)。
が、その中にミントのすっとする香りがあって、エキゾチック。
味は、酸味が落ち着きつつある。
口に含むと、ん、甘みも?と思わせるが、すぐにスパイス感が前面に。
タンニンが顔を出してきて、口の中でマットな感じ。
結構、力強い。
余韻もたっぷりスパイス感で、非常に長い。
でも、まだバランスが悪い。
酸味、タンニンがそれぞれに主張している。

1時間後。
温度も上昇して緩んできたかも。
香りもバリバリ、スパイシー&皮。
うっすらミント。
穏やかな甘い香りもあるが、シラー全面の雰囲気になってきた。
タンニンかなり強いのだが、酸味が溌剌としているので、重たくない。
この酸味が独特な、植物系の苦みをもった酸味。
それに対して、タンニンは鉱物系の雰囲気をもった重さがある。
ハーブの葉の汁に浸した、大谷石の粉みたいな・・・。
要するに、ミネラルたっぷりだけど、まだパサつき感があって、葉っぱっぽいと(笑)。

総じて・・・
店が進めたように、いわゆるローヌ・ワインとは違うテイスト。
ローヌらしく酸味を活かした作りだけど、タンニンもぐいぐい引き出して重さもある。
1時間半以上経つと、ローヌ的な酸味が涼しげな味に落ち着いてくる。
でも、それでも、タンニンは普通のローヌ・ワインより強いと思う。
酸味にパワーがついて、フル・・・まで届かないけど、それぐらいにパワフル。
肉汁たっぷりな料理と合わせたくなるほど。

ただ、個人的には、もうちょい甘みも足して、3つのバランスが欲しいところ。
そうしたら酸味が香ばしくなるかも・・・なんて、素人は思ってしまうのだが。

2016年12月8日木曜日

ALAMOS MALBEC 2015

購入元/品川紀伊國屋
価格/¥1,480(2016.12.7時点)



以前、購入したワインの年度違い。
前回のものは2011年。
http://easydailywine.blogspot.jp/2013/06/alamosmalbec2011.html

同生産者、同産地ゆえに、詳細を省く。


常温抜栓。
といっても、冬場の寒冷地なのでほどほどに適温。
2011年は、色は「えんじ」と言っていたが、
2015年は、濃いルビー色という感じ。
香り、スパイシー。胡椒の感じ、立ち上がり良し。
ジャムっぽい甘い香りもあるかな。
口に含むと・・・あんまりマルベックの甘みはないね。
以前よりタンニン強いかも。
2011年の記録だと、練れたタンニンを感じていた様子。
だけど、2015年はゴリッとした感じで、練れた感じはない。
抜染直後だし(^^;、様子を見ることに。

30分後。
香りは、抜栓時に比べ、煙草っぽさが加わった。
そこに、うっすら甘い香り。
味は、相変わらずタンニン強し。
ずっと舌に残るタンニンで、酸味で一掃されない。
口に含んだ一瞬は、わずかに甘さも感じられるが、余韻はざらついたタンニン。

1時間後。
変化見えず。
タンニンの強さばかりが残る。

総じて、マルベックらしいブドウの甘みが影を潜めてしまった感がある。
タンニンが強く、余韻にざらつき感ばかりが残る。
正直、2015年は残念でした。
2011は好印象だっただけに、残念度高し。

このワイナリー、ランク上のマルベックがあるのだが、¥2000超え。
このBlogの主旨にはそぐわず。
年度ってホントに大切。

2016年11月23日水曜日

Casa Vinironia Appassimento 2015

生産者/Botter Carlo
エリア/Puglia, Italia
品種/Merlot 15%, Negro Amaro 25%, Primitivo60%
ランク/ I.G.P.
輸入元/株式会社ローヤル・オブ・ジャパン
購入元/信濃屋(北千住・丸井)
価格/¥1,390円(税別)? うろ覚え・・・


会社帰りに酒屋に寄ったら、コメントで絶賛していたので購入。
イタリアワインが久しぶりでもあったから。

常温で抜栓。
色は深いガーネット系かしら。
香りの立ち上がりよく、べたつかないけどジャムのような甘い香り。
うっすらカカオとタバコ?のような香りも。
味は、まず甘い。
でも酸味もあって軽やかで、さらりとした品のよい甘さ。
ん? タンニンも結構しっかりしてる。
値段の割にフルボディの様子。
グラスをくゆらせると胡椒のようなスパイスの香りも出てくる。
イタリアなのでサラリとしているけど、これは期待できそう!

30分後。
プルーンのような甘い香りを、スパイス感がしっかり締めている。
甘くて優しいけど、活性化した酸味もあって、溌剌とした味。
タンニンもしっかりあって、トマトソースかボロネーゼのパスタが食べたくなった。
イタリアワインは料理と一緒に楽しみたいよね。
タバコのような、きめの細かい胡椒のような香りがあって、ダレてこない。
酸味、甘み、渋みのバランスが非常に良い。
余韻も長く、後味はビターチョコ風。

1時間後。
香りへたらず、甘い香りよりタバコ臭が勝ってきた。
その奥でチョコっぽさも香る。
味は、ますますタンニンが活き活きとし、酸味も同時に立ち上がる。
その両方を甘さがカバーしている感じで非常にバランスが良い!
甘みと酸味が相まって香ばしくて美味しい。

総じて・・・
非常にバランスが良いワイン。
フルボディだけあって、息も長く簡単にへたらない。
たぶん、翌日にはまた違う顔を見せてくるんじゃないかな。
それぐらいに期待できるコスパ良しのワイン。買いです。
最初から親和性のあるワインだけど、時間とともに穏やかに寄り添ってくれます。
適温にもっていくと、タンニンをもっとコントールできるかな。
個人的には、料理と合わせてタンニンを抑えながら楽しむのがベターかと思います。

2016年11月15日火曜日

VAN ZIJL COFFEE POINTAGE 2013

生産者/Domaine Santa Duc
エリア/Western Cape, South Africa
品種/Pinotage 100%
ランク/ -
輸入元/JSRトレーディング株式会社
購入元/信濃屋(北千住・丸井)
価格/¥1,390円(税別)

ジャケ買いワイン。
だって、ワインのボトルにおもむろにコーヒー豆だから。
何だろう? とつい手にしてしまった。
南アのワインは嫌煙していたけど、最近は旨くなったと聞いてトライ。

常温抜栓。
明るいルビー色。
香りは、アンモニアと豆のような香り、さらにタバコのような埃臭さ。
くゆらせるほどに煮豆っぽい香りが強くたつ。
一口目、適度な酸味。
ピノタージュですからね。
そして! 追ってビター系チョコ・・・てかココアのニュアンス!!
これ、面白い!
タンニンは表面だって感じられないが、しっかり下支えしている模様。
まだ酸味が突っ走ってるが、このビターチョコの味、何? 何??
と味を追いかけているうちにグビグビいってしまう。
飲みほしてからの余韻に、マジックインキのような揮発性のものも感じる。
このチープなマジックインキ味、個人的に好き(笑)。
ちなみに、バーボンのオールド・クロウもこんな味がする。
少し冷やして酸味を落ち着かせたほうがいいかもな。
ということで、冷蔵庫にポン。

冷蔵庫で冷やすこと30分。
ほぼほぼ適温状態だと思う。
確かに、香りにコーヒー豆! これか(笑)。
酸味が引き締まったというか、タンニンが顔をだしてきて、バランスが良くなった。
酸味は軽やかだが、そう簡単にスルスル行かせないぞという感じのタンニン。
余韻にほわーんと相変わらずビターチョコ。

さらに30分、抜栓後1時間。
時間もたったので、花のような香りもでてきた。
煙草の中に香水のような香りが立ち上がってくる。
追って甘い香りも。
味は、んーーーーまあ30分前と同じか、ちょっと酸味がスムースになった感じかな。

概して、ピノタージュのフルーティ感が全面のワイン。
だけど、そこにビターチョコの余韻をかませた感じが面白い。
が、個人的にはコーヒーの香りはそれほど強く感じなかった。
温度かな? ワイン、温度重要です。
ちょっとダレ方が早い気もする。
ただ、テイストは非常に面白いので一度試すにはよいかな。

2016年10月8日土曜日

Santa Duc Heritage 2013

生産者/Domaine Santa Duc
エリア/Gigondas、France
品種/Garnacha 50%, Syrah25%, Merlot10%, Cabernet Sauvignon 5%, Cinsault 5%,  Marsanne 5%
ランク/ -
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,400円(税別)


帰省して初めてのワイン投稿
近所の酒屋に初めて足を運ぶ。
隣でダイニングを経営しているという酒屋で、奥さんがワインを知っている様子。
勧められて買ってみた1本。

冷蔵庫で冷やしてから抜栓。
色、濃いガーネットをベースに、若干ルビー系の感じもあり。
香りはそれほど立ってこない。
ドスッ重たい感じの香りは、おそらくカベルネでは?
一口、タンニンが硬いな、重いのか?
と思わせて、緩い酸味が追ってきて、軽さも? と感じたとたんに、水っぽさを感じた。
舌の上では、確実にざらつき感があるのだが、喉元からはスルッと落ちていく。
ざらつき感だけが余韻長く残り、あまり快適ではない。
冷やしすぎたかも。

30分後。
香りは、複雑になってきた。
ワインらしい鉛筆の芯のようなアルコール臭の中に、スパイシーな感じが出てきた。
もわっと皮の香りもあり、追って酸味のあるチェリー系の香りも少し。
でも、味では、タンニンのざらつき感は払しょくできず。
裏のラベルでフルボディを謳うだけあり、揺るがない重たさがあるけど、酸味もくっきり。
ローヌだけあり、スルリとしている。
上善如水みたいなスルリ感だ。
だが、各要素のバランス悪いな。
もう少し待つべし。

1時間後。
うーん、やっぱり要素のバランスはまとまらず。
どんどんローヌのスルスルワインにはなっていくのに、香りの華は今一つ。
おそらく、適当なつまみがあれば変わるのかなぁ。
田舎だから、つまみ買うにも車じゃないと動けないし、飲んだら乗るなだし・・・。
ということで、後日様子もみますが、私の好みではないようです。
ロバートさん、結構買ってたワインだったのに、残念!

2016年4月21日木曜日

Bodegas Atalaya Laya 2014

生産者/Bodegas Atalaya
エリア/Almansa、Spain
品種/Garnacha Tintorela70%、Monastrell30%
ランク/D.O.P. Almansa
輸入元/(株)稲葉
購入元/リカーズハセガワ北口店
価格/¥1,400円(税込)?(数本まとめ買いにて、うろ覚え)




店頭のコメントに「パーカーポイント90点」とあり、手に取ったもの。
が、PPがついたのは2012年ものらしく、今回のとはべつもの。

常温抜栓。
適温、こころもち高めかも。
色は、深く、濃い、紫がかったルビー色。
ボトル裏のラベルに「フルボディ」とあり、色の深さに期待が増す。
香りは、温度のわりには立ち上がってこない。
ベリー系のジャムのような重みのある香り。
また、フローラル系の甘い香水のような香りも。
揺らすと、スパイシー感がでてくる。
味は、タンニンも強い気がするが、重たくない。
スパイシーというほど、アタックが強いわけでもない。
酸味がとがってるということもなく、スルリと軽やかに流れていく。
でも何か隠れてる(笑)。
そして、余韻が長い。
抜栓直後だからかな?

つまみに青かびチーズ、スチルトン(英)を用意。
15分後。
青かびの塩気で、甘味がぐいっと顔を出してきた。
香りには、タバコっぽいものが混じってきた。
でも、まだ口の中で香りや味が力強く広がるという感じでもない。
タンニンで重みを感じるが、角が取れてまろやか。
スパイシーといっても胡椒系ではなく、丁子かな。
まだまだ華やかさは出てこないが、でも何かが隠れてる。
飲みこんでからも余韻がとても長く、何だろう? 何だろうと味を探してしまう。
スパイシーさと若干バニラ系の甘さを感じるけど、隠れてるもの何だろう?
バランスがいいからなんだろうけど、上手に味が隠れちゃってるんだよね(笑)。
もうちょっと待つ。

30分後。
香り、激変!
急激に立ち上がってきた、生々しいなめし皮のような香り。
かつ、タバコ? あまり好みじゃないが、大変スモーキーです。
味も激変!
香ばしくなった。
甘みがつつましく顔をだしてきて、フルーティな雰囲気が出てきた。
が、タンニンがそこに重厚感を添えている。
酸味もほどよく、喉を降りて行ってからもふわふわと余韻を漂わせる。
ブルーチーズの塩気とも相性◎。

1時間後。
再びベリー系の香りが強くでてきた。
味は、香ばしいったらない!
ブドウの甘さを感じたあとに、手作りカラメルの苦々しいバニラ感もある。
ミネラル感もあるが、酸味が生き生きとしてきてスムーズ、元気!
そして、サラサラとしたチョコっぽさもでてきた。

総じて、非常にバランスがとれています。
フルボディとあるけど、バーン!と強く出てくるタイプじゃない。
どちらかというと、若いふりして、実はしっかり主張する感じ。
エレガントだけど、チラ見せ上手で、ついつい何だろう?と追わせるワインです。
このバランスのよい味と余韻の長さなら、コスパ良し。
一度ぐいっと冷やして、ゆっくり味の変化を楽しむと面白いかも。
たぶん、数日は楽しめる気がする。

2016年3月19日土曜日

Joseph Castan Excellence MERLOT 2013

生産者/Joseph Castan
エリア/Languedoc-Roussillon、France
品種/Merlot 100%
ランク/Pays D'oc
輸入元/合同酒精(株)
購入元/松屋 浅草
価格/¥1,070円(税込)?(安売りだったが、うろ覚え)

 
実家に戻ってから、初のワイン日記更新。
生活が大きく変化したことで、失ったもの、得たものそれぞれある。
が、生活の場所が変わったからといって、行動範囲が狭まるのは嫌!
ワインは飲み続けますよ!!
ということで、都心に通勤し、ついでに購入したデイリーワイン。
ボルドーで金賞とったワインらしい。


常温にて抜栓。
色は、裏ラベルには「濃いガーネット」とあるが、個人的には少し紫が入ったルビー系だと思う。
温度が適当だったのか?
赤いベリー系を連想させる、ジャムのような香り。
でもミントのようなすっとした香りもあって、べたついた感じがしない。
口に含むと、タンニンはそこそこ。
酸味も活発で、重たくは感じさせないが舌の上に若干残る感じがある。
喉奥で、少し刺さるようなアルコール感があるのは、私の体調のせいか?
もう少し様子を見る。

30分後。
ジャム系の甘い香りがぐっと強くなった。
ミントのさわやかな香りも元気がある。
ちょっとチョコっぽいイメージの香りもある。
楽しいぞ。
味は、ずいぶん落ち着いて丸くなった!
酸味が、赤いベリー系の果実味を軽やかにさせている。
スルッといける。
スパイス感もあるのだが、胡椒とかじゃなく・・・クローブかな?
タンニンも落ち着いて練れてきたが、基礎をしっかりと下支えしている。
喉に刺さるようなアルコール感も収まって、飲みやすくなった。
案外、タンニン強い気がするけど、溌剌とした酸味がそう感じさせない。
軽いだけじゃない、芯のしっかりとした感じがある。
そして、余韻が非常に長い。
これはイイぞ(笑)。

1時間後。
ジャム系の香りが強くなって、少し荒々しく野性的な感じに(^^;
個人的には、少し手前の、ジャム系の華やかさをミントの香りで抑えた品の良さが良かったかな。
味は、かなーーり練れた味に。
口に含むと、果実味が強く出てくるが、それを酸味がべたつかせない。
軽やかに喉に流れるワインを、舌の上でタンニンが見送っている感じ。
そのタンニンも、酸味のお蔭でざらついた感じがない。
若干、バナナのようなまろっとした酸味を残しながらタンニンをおさめる感じ。
軽いだけじゃなく、でも飲みやすさがある。

総じて!
裏ラベルに、一応「フルボディ」とあるが、ホントにそうだなと思った。
ワインの味の構成要素がバランスよく、当日飲むにはよいワインだと思う。
甘みを感じさせる果実味も、舌に残りがちなタンニンも、酸味がうまく処理してくれる。
ただ、これが翌日まで続くかどうかは疑問。
お値段なりということもあるはず。
当日サクッと飲むなら、コスパを考えたら「お気楽ワイン」的には十分OKです。

2015年12月30日水曜日

Primum Bobal 2013

生産者/Vera de Estenas
エリア/Utiel Requena、Spain
品種/Bobal 100%
ランク/D.O.
輸入元/アズマコーポレーション
購入元/赤坂ワインストア エラベル
価格/¥1,814


正月用にいろいろ購入した際に、ラベルの目力に負けて、ついで買い。
ボバルという品種も飲みつけてなかったので、ボバル100%にも興味あり。
期待を込めて購入。

冷蔵庫で2日ほど冷やしておいたものを抜栓。
香り、あまりたたず。
うっすらベリー系の濃い香りがするも、そう立ち上がってこない。
色は深いルビー色。
味には、冷蔵庫の奥で固まったジャムのような感じ。
舌にとどまるタンニンもがさついた感じ。
なんだかきな臭い。
おばあちゃんのにおい(笑)。
とにかく冷え過ぎであろうから、しばらく待つことにしよう。
ちなみに、ラベルにはワインの説明の点字あり。ざらざらしている。

30分後。
まだ硬い感じ。
うっすら花のような香りがする。
フローラルというよりも、もう少し生々しく花粉のにおい。
そこにハーブのような香りも。
下手すると石鹸の香りにも近いので、嫌な人は嫌だろうな。
がさついていたタンニンが柔らかくなった気がする。
さらりとした感じはテンプラニーリョやガルナッチャという感じも。
この酸味の活かし方は、スペイン産の作り方によるものか?

1時間後。
花のような香りがふんわり。
でも、一緒に樟脳のにおいもするぞ(笑)
ラベルのごついの男性的なイメージで捉えていたが、初々しい乙女の雰囲気に。
香りには相変わらずハーブ系の植物の生々しさがあるが、これもまた乙女な感じ。
すっとした香りがありながら、同時にジャムのような甘いベリー系の香りもある。
香りだけでずっと楽しめそうなワイン。
味にもベリー系の感じがあるが、そう強くはない。
どちらかというと、活発、溌剌な酸味で飲む感じ。
ただ、タンニンもそこそこ主張し始めてきて、するっと流れるようにはいかない。
適度に舌にとどまって、植物系の余韻を残す。
日本酒じゃないのに、杉樽のような香りもある。
とても奇妙(笑)。
残念ながら、あまり美味しいとは思えない。
はっきり言って、変な味。
が、この樟脳のようなお薬系の香りがとても気になる。

これは、翌日に持ち越して味わいたい。
もしかしたら、味が激変するかもしれないし。
ちょっと食事に合わせるにも苦労する微妙な後味。
とっても強く個性を主張してくるワインだから、料理と喧嘩するかもしれないのよね。
なかなか馴染みづらいけど、でも気になるのよね~。
翌日まで見てダメならハズレを引いたであろうから、購入先のレビューにもその旨書こう。

2015年11月7日土曜日

Growers Gate Shiraz 2011

生産者/CCW Co-operative Limited
エリア/Colchagua Valley、Chile
品種/Shiraz100%
ランク/
輸入元/コルドンヴェール(株)
購入元/イオンネットスーパー
価格/¥1,058



骨折で酒屋に行けない。
でも、すぐ飲みたい(ホントは飲んじゃダメだけど)。
ということで、懲りずにネットスーパーに注文。
私の好きなシラーならば・・・と期待を込めて。


冷蔵庫で冷やして抜栓。
薄く樽の香り。
そして、アルコール分のマジックの香りとベリーの香り。
色はオレンジがかったルビー。
赤が強いガーネット系ともいえるだろうが、透明度がある。
口に含むと、果実味と活発な酸味。
酸味は活発だが、嫌味がない。
でも、シラーって感じじゃないね。
マルベックとか、今風に整えたテンプラニーリョって感じ。
飲み進めると、だんだんスパイシーな香りが出てくるので、変化を期待して待つ。

30分後。
カシスの香りが加わった。
シラーらしい胡椒の香りもぐいぐい立ち上がってきた。
いいぞ!
樽香は薄くなってきて、シナモンっぽい香りも追ってくる。
ただ、味にシラーのガツン系のスパイシーさはない。
パルミジャーノと合わせたら、塩気が効いたのか、ぐっと果実味を感じられた。
葡萄らしい甘みが爽やかに広がって余韻を残す。
まあ、要するに、普通のシラーよりも酸味が効いているということだな。
一つ驚くべきは、喉奥で、ビターチョコのようなサラサラ感がある!
酸味が尾を引きながら去っていく中、アレ? チョコ?? みたいな驚きがある。
これは高ポイントでしょ。

1時間後。
スパイシーな香りの中に、キャラメルのような甘い香りが若干追ってくる。
リーデルグラスだと、傾けたときの下で胡椒がピリピリ。
上のほうで酸味と一緒にキャラメルのような甘さがホワンという感じ。
口に含むと香ばしい苦みがある。
相変わらず酸味は活発で、シラーの重みはそれほど感じない。
さらっとしている。

1時間半後。
甘い香りがまるでジャムのようになってきた。
そして、樽香が復活。
ん? 若干、なめし皮のような生々しい香りもうすーーく出てきた。
温度が行き過ぎたのか、ちょっと酸味が強いな。
チョコ感は消えてしもた・・・。
余韻も酸味で、水っぽさも感じられる。
香りがあおるだけに、肩透かし食らった感じ。
ちょっと置きすぎたんだろうか。


結果、悪くはないワイン。
早飲みできる私なら「買い」かな。
ただ、2011年に関しては、ボトルにある「フルボディ」だとは思わなかった。
時間経過とともに、変化が楽しめるワインではある。
が、単一ではちょっと物足りなく、経過しすぎるとバランスが崩れてくるようだ。
他の年度を追い求めてみようかと思わせる含みあるんだが・・・。
個人的には、ガツンとシラーの力強さを感じさせるものがほしかったかな。
シラーのテイストが、裏支えの役割になっていたのがチト残念。
味を引き出す塩味とか、脂などを合わせると、個性がよくわかるワイン。
税抜¥1,000以下までだったら、「イオン、でかした!」って感じ。


追記
翌日は、酸味の強いワインになってしまい、香りもどんより。
抜栓当日、料理に合わせて早く空けてしまうのがいいみたいね。